腰痛には様々な原因がありますが、お腹の緊張が抜けて腰椎に負担をかける、いわゆる「反り腰」に対して効果的なセルフトレーニング、【デッドバグ】の解説です。

腰の隙間をつぶして腹圧を高め、そのまま対角線上の腕と脚を伸ばしていきます。

脚だけでいいのでは？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、人間の身体は腕を挙げると、肩関節が動くだけではなく胴体部も反る方向に動きます。

その動きを抑えるために、腹圧を高めたままこの動作をすることで体幹トレーニングになりますし、日常での正しい動作の習得にもつながります。

○動作解説

腰と床の隙間をつぶしたまま、対角の右腕、左脚を伸ばしていきます。

伸ばしながら息を吐き、戻りながら自然と吸います。

上肢、下肢ともに９０°まで戻ったら左右反対です。

伸ばしきったら３秒キープ、ゆっくりと動作します。

まずは１０回３セットを目標に行いましょう。

どうしても腰の反りを抑えられない方は、５枚目のように膝は曲げたまま行ってみましょう。

負荷は軽く、稼動範囲もせまくなるためより安全です。

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