こんにちは！鶴岡のパーソナルトレーニングジム『Lifebody』、トレーナーの土岐です。

今回は前鋸筋の解説です。

前鋸筋は、肩甲骨の内側縁前面から第１〜８（または９）肋骨にかけて付着する筋肉です。

ギザギザとした形に由来した名称であり、素早くパンチを打つ際に重要な働きをするため、ボクサー筋と呼ばれたりします。

肩甲骨の外転、上方回旋、肋骨の挙上などの働きをします。

動作不良や拘縮が起こると、猫背を助長して肩が挙がらない、呼吸がうまくできないことによる自律神経の乱れなどを引き起こします。

目立つ筋肉ではありませんが、前述のようにとても重要な働きをします。

日常的に意識して動かしておきましょう。

動画で確認→https://www.instagram.com/p/Co7GdQEPxP9/?igshid=MDJmNzVkMjY=

【呼吸リリース】

①座って胸骨、肋骨あたりに軽く手を添える

②手で肋骨を持ち上げる方向にアシストしながら、肺の上の方を大きく膨らませるように息を吸い込む

③その際、肩甲骨はお尻の方に下げながら寄せる（腰は反らないよう注意）

空いている手が背中に届く場合、胸の反りをアシスト

【トレーニング】

①プランクの姿勢をとる（腰は反らさず、腹圧を高める）できない場合は膝をついて

②肩甲骨を寄せる、離すを繰り返す

③肩甲骨を離す時に、しっかりと腕で床を押し込む