《小胸筋が硬くなって肩甲骨の動きが悪くなる→巻き肩などの不良姿勢→肩こり、四十肩や五十肩》

小胸筋とは、肋骨から肩甲骨にかけて付着する筋肉で、大胸筋という胸の大きな筋肉に覆われています。

この記事のトップ画像の青い部分が小胸筋で、上にある大胸筋を除いた状態です。

肩甲骨の外転、下制、下方回旋、前傾、肋骨の挙上（吸気補助）といった作用があり、肩甲骨の動きに大きく関わっています。

デスクワークが多い方などは特に硬くなりやすい筋肉でもあり、最初に述べたように様々な症状を引き起こす原因になります。

日頃からしっかりとストレッチしておきましょう。

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【ストレッチ】

①壁に腕をつけた状態で

②肩甲骨を内転（背骨のほうによる動き）させ

③外側に身体をひねっていきます

胸に伸び感があればOKです。

肩の前あたりに痛みを感じる場合は、肩甲骨を正しい位置にできないまま行っていることが多いです。

もう一度肩甲骨をしっかりと寄せた状態で行ってみて、それでも痛みが出る場合は無理に行わないようにしましょう。

２列目写真のように、直接ほぐすのも有効です。

①鎖骨をたどって肩のほうに移動し、少し下のくぼみの周辺を

②テニスボールなどで

③ほどよく圧を感じられる程度に転がしてリリースします。

最初のストレッチと組み合わせていただくとより効果的ですし、ストレッチができない方もこれなら可能です。